安いから買うをやめた日
Plastic Free Julyも27日目になりました。
この1か月を通して、私は何度も「物との付き合い方」について考えてきました。
今日は、その中でも私自身の買い物の基準が大きく変わった出来事について書きたいと思います。
それは、
「安いから買う」をやめたこと。
以前の私は、セールを見るとつい足を止めていました。
「半額だから。」
「今しかないから。」
「とりあえず買っておこう。」
そんな理由で買い物かごに入れた物は、決して少なくありませんでした。
でも今振り返ると、その買い物の多くは、本当に必要だったわけではありませんでした。
安いことが理由になる買い物
「安い」という言葉には、不思議な力があります。
本当は必要ではなくても、
「今買わないと損をする。」
そんな気持ちになります。
でも、よく考えてみると、
使わない物は、どんなに安くても高い買い物です。
数百円でも、使わなければ無駄になります。
反対に、毎日のように使う物なら、少し高くても十分に価値があります。
私はこのことに気づいてから、「値段」だけで判断することが少なくなりました。
安さより、長く使えるか
今、買い物をするときに自分へ問いかけることがあります。
「これは長く使えるかな?」
一年後。
三年後。
五年後。
その時もまだ手元にあるだろうか。
そう考えるようになってから、自然と買う物の数が減りました。
そして、不思議なことに、後悔する買い物も減りました。
長く使える物は、毎日少しずつ暮らしを支えてくれます。
その積み重ねは、価格以上の価値になるのだと思います。
「安物買いの銭失い」を実感した
昔から、
「安物買いの銭失い」
という言葉があります。
若い頃は、その意味がよく分かりませんでした。
でも今ならよく分かります。
安いからと買った物がすぐ壊れる。
また買う。
また壊れる。
結果的に、同じ物を何度も買うことになる。
お金だけではありません。
選ぶ時間。
買いに行く時間。
処分する時間。
そういう目に見えないコストも積み重なっていました。
それなら最初から、本当に気に入った物を選んだ方が、暮らしはずっとシンプルになります。
値段ではなく、「好き」で選ぶ
私は最近、「安いから」ではなく、
「好きだから」
という理由で選びたいと思っています。
毎日使いたくなる物。
手入れをしながら長く使いたい物。
見ているだけで少しうれしくなる物。
そんな物は、価格以上の価値があります。
物は、生活を便利にするだけではありません。
毎日の気持ちにも影響を与えてくれます。
だから私は、値段だけでは決めたくないのです。
長く使うことは、環境にも家計にも優しい
長く使える物を選ぶことは、環境のためだけではありません。
結果として、家計にも優しいことが多いと感じています。
買い替える回数が減る。
ごみも減る。
収納も増えない。
そして、「また買わなきゃ」というストレスも減ります。
暮らしが少しずつ軽くなっていくのです。
私はこれを「我慢」だとは思っていません。
むしろ、自分にとって本当に大切な物だけに囲まれる、心地よい暮らしだと感じています。
良い買い物は、未来への投資
以前の私は、「いくら安く買えたか」を気にしていました。
でも今は、
「何年使えるか。」
「これからも好きでいられるか。」
そんなことを考えるようになりました。
良い買い物は、その日だけ満足するものではありません。
毎日使うたびに、
「これを選んでよかった。」
そう思えるものです。
その積み重ねが、暮らしを豊かにしてくれるのだと思います。

今日の小さなチャレンジ
次に買い物をするとき、
ぜひ一つだけ自分に質問してみてください。
「安いから欲しいの?」
それとも、
「本当に長く使いたいから選ぶの?」
もし後者なら、その買い物はきっと、これからの暮らしを支えてくれるはずです。
Plastic Free Julyは、何も買わないことを目指すイベントではありません。
本当に大切だと思える物を選ぶ力を育てる一か月。
私は、この1か月を通して、そのことを改めて感じています。


