買う前に一度立ち止まる、という習慣

Plastic Free Julyも26日目になりました。

ここまで、物を大切に使うことや、修理すること、少し手間をかける暮らしについて書いてきました。

今日は、その前段階のお話です。

それは、

「買う前に一度立ち止まる」という習慣。

私は環境活動を始めた頃、「なるべく買わない生活をしよう」と思っていました。

でも今振り返ると、大切だったのは「買わないこと」ではありませんでした。

**「考えてから買うこと」**だったのです。

買うことは悪いことではない

環境の話になると、

「物を買うのは悪いこと」

そんな印象を持つ人もいるかもしれません。

でも私はそうは思っていません。

私も買い物は好きです。

新しい道具を見るのも楽しいですし、便利な商品に助けられることもたくさんあります。

問題なのは、買うことではなく、

「考えずに買うこと」

なのだと思っています。

本当に必要なのか。

長く使えるのか。

家にあるもので代用できないか。

その数秒の「立ち止まる時間」が、暮らしを少しずつ変えてくれました。

私も衝動買いをしていた

以前の私は、便利そうなキッチングッズを見ると、つい買ってしまうタイプでした。

「これがあれば料理が楽になるかも。」

「SNSで人気だから使ってみたい。」

「セールだから今がチャンス。」

そんな理由で家に迎えた物も少なくありません。

でも、数か月後には引き出しの奥へ。

結局ほとんど使わずに終わった物もたくさんありました。

買った瞬間はうれしい。

でも、その気持ちは意外と長く続きません。

それよりも、「本当に必要だ」と思って迎えた物は、何年経っても使い続けています。

「欲しい」と「必要」は違う

買い物をするとき、私は最近こんなことを自分に問いかけています。

「私は今、欲しいと思っているのか。」

それとも、

「本当に必要なのか。」

この二つは似ているようで、実はまったく違います。

欲しい気持ちは、その場の感情です。

でも必要な物は、毎日の暮らしの中で役に立ち続けます。

この違いを意識するようになってから、無駄な買い物がずいぶん減りました。

一晩置いてみる

私は「欲しい」と思った物があっても、できるだけすぐには買わないようにしています。

一晩考える。

数日待つ。

それでも「やっぱり必要」と思えたら買います。

逆に、翌日には忘れてしまう物もたくさんあります。

あのとき買わなくてよかったと思うことも少なくありません。

少し時間を置くだけで、本当に必要な物が見えてくることがあります。

家の中を見ると、答えがある

何かを買う前に、私は家の中を一度見渡します。

似た物はないかな。

代わりに使える物はないかな。

修理すれば使える物はないかな。

そう考えるようになってから、「買う」以外の選択肢が見えるようになりました。

買い物は、お店へ行く前に始まっているのかもしれません。

まずは、自分の家を知ること。

それも、とても大切だと思っています。

良い物は、長く付き合える

以前は価格ばかり見ていました。

でも今は、

「これは10年使えるかな。」

そんな視点で選ぶことが増えました。

少し高くても長く使える物。

修理しながら付き合える物。

使うほど好きになれる物。

そんな物は、結果的に買い替える回数も減り、ごみも減ります。

そして何より、毎日の暮らしが心地よくなります。

買い物は未来への投票

私は最近、買い物は「投票」に似ていると思っています。

どんな会社を応援したいのか。

どんな商品が増えてほしいのか。

どんな未来を選びたいのか。

私たちは買い物をするたびに、その未来へ一票を投じています。

だから私は、完璧ではなくても、自分が応援したいと思える物を選びたい。

そんな気持ちで買い物をするようになりました。

今日の小さなチャレンジ

今日、何かを買おうと思ったら、一度だけ立ち止まってみてください。

そして、自分に聞いてみてください。

「これは本当に必要?」

「家にあるもので代わりにならない?」

「一年後も使っているだろうか?」

その数秒の時間が、これからの暮らしを少しずつ変えてくれるかもしれません。

Plastic Free Julyは、買わないことを競うイベントではありません。

自分にとって本当に大切な物を選ぶ力を育てる一か月。

私はそんなふうに感じています。

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