環境活動をして、一番変わったのは私でした

Plastic Free Julyも28日目になりました。

この1か月、環境問題やプラスチックごみ、食品ロス、そして暮らしについて、毎日のように書いてきました。

読んでくださった方の中には、

「環境活動を続けると、何が変わるんですか?」

そんな疑問を持った方もいるかもしれません。

環境活動を始めた頃の私は、「地球のために何かしたい」という気持ちでいっぱいでした。

ごみを減らしたい。

プラスチックを減らしたい。

未来の子どもたちのために、少しでもできることをしたい。

そんな思いで始めた小さな一歩でした。

でも、8年経った今、振り返ってみると、一番変わったのは地球ではありません。

一番変わったのは、私自身でした。

「足りない」ではなく、「あるもの」に目を向けるようになった

以前の私は、何かと「もっと」が口ぐせでした。

もっと便利なものが欲しい。

もっとおしゃれなキッチンにしたい。

もっと収納があれば。

もっと新しい道具があれば。

でも環境活動を続ける中で、不思議な変化がありました。

家の中を見渡すと、すでにたくさんの物があることに気づいたのです。

「足りない」と思っていたのは、物ではなく、私の見方だったのかもしれません。

今ある物を最後まで使う。

工夫して活かす。

手入れをして長く付き合う。

そんな暮らしを続けるうちに、「もっと欲しい」という気持ちは少しずつ小さくなっていきました。

物を買う前に、考えるようになった

以前は、「これ便利そう」と思えば、あまり迷わず買っていました。

でも今は、買う前に必ず自分へ問いかけます。

「これは本当に必要?」

「一年後も使っているかな?」

「家にあるもので代用できないかな?」

この小さな習慣が、暮らしを大きく変えました。

買い物の回数が減っただけではありません。

一つひとつの物に、以前より愛着を持てるようになったのです。

「もったいない」の意味が変わった

昔の私は、「もったいない」と聞くと、お金のことを思い浮かべていました。

でも今は少し違います。

食べ物を捨てること。

まだ使える物を手放すこと。

誰かが時間をかけて作った物を、簡単に使い捨てること。

そういうことに対して、「もったいない」と感じるようになりました。

物には、作った人の時間があります。

運んできた人の力があります。

自然の恵みがあります。

そう思うようになってから、一つひとつを丁寧に扱いたいと思うようになりました。

家族との会話も変わった

環境活動を始めた頃は、「こうした方がいいよ」と言ってしまうこともありました。

でも、それでは続きませんでした。

今は、押し付けるのではなく、自分が楽しむことを大切にしています。

私が楽しそうに蜜蝋ラップを使う。

私が食品ロスを減らす工夫をする。

そんな姿を見て、家族が「やってみようかな」と思ってくれたら、それで十分。

暮らしは、言葉よりも背中で伝わるものなのだと、この8年間で教えられました。

「便利」だけを追いかけなくなった

便利な物は素晴らしいです。

私もたくさん助けられています。

でも、便利さだけでは満たされないこともあります。

野菜を最後まで使い切ったとき。

古い道具を手入れして使い続けているとき。

お気に入りの布を何度も洗って使っているとき。

そんな何気ない時間に、私は豊かさを感じます。

昔なら「面倒」と思っていたことが、今では心を整える時間になりました。

環境活動は、私に「選ぶ力」をくれた

環境活動を始める前は、流行や広告に影響されることも多くありました。

でも今は、自分で考えて選ぶようになりました。

何を買うか。

何を食べるか。

何を手放すか。

どんな会社を応援したいか。

小さな選択の積み重ねが、自分らしい暮らしをつくっていることに気づきました。

環境活動は、「我慢すること」ではありませんでした。

自分で選ぶ力を育てることだったのです。

一番変わったのは、「幸せ」の基準

もし8年前の私に、

「環境活動を続けたら何が変わる?」

と聞かれたら、きっと私はこう答えます。

「幸せの基準が変わるよ。」

たくさん持っていることより、

大切に使っていること。

新しい物を買うことより、

お気に入りを長く使うこと。

便利であることより、

心地よく暮らせること。

そんな価値観に変わっていきました。

その変化は、環境のためだけではありません。

私自身を、以前より少しだけ穏やかにしてくれた気がしています。

今日の小さなチャレンジ

今日、家の中を見渡してみてください。

そして、

「これは私のお気に入り。」

そう思える物を一つ見つけてみてください。

高価な物である必要はありません。

長く使っているマグカップでも。

使い込んだ木べらでも。

何度も洗って柔らかくなった布でも。

その物を見ながら、少しだけ考えてみてください。

「私は、この物とどんな時間を過ごしてきたんだろう。」

環境活動は、世界を変えることから始まるのではありません。

毎日の暮らしを見つめ直すことから始まる。

そして、その暮らしを見つめ直したとき、一番変わっていたのは、私自身でした。

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