ここ数年、「プラスチックフリー」への関心が高まり、私たちの身の回りでも少しずつ変化が起きています。レジ袋の有料化や紙ストローの導入、リユース可能な容器の普及など、小さな取り組みが積み重なり、少しずつ社会全体の意識も変わりつつあります。今回は、最近のプラスチックフリー事情について、いくつかのトピックを紹介しながら、私が取り組んでいるオーガニック蜜蝋ラップのこともお話ししたいと思います。
1. レジ袋有料化のその後
2020年、日本でレジ袋の有料化がスタートしました。当初は「たった数円なら払えばいいや」という意見もありましたが、エコバッグを持ち歩く習慣が定着した人も多いですよね。最近では、スーパーやコンビニだけでなく、洋服店や雑貨店でも紙袋や布製バッグを導入するお店が増えてきました。
とはいえ、「エコバッグを忘れたら結局レジ袋を買ってしまう」「何枚もエコバッグを持っているけど結局増えてしまう」という声も…。持続可能な暮らしを目指すなら、シンプルに長く使えるものを選ぶのがポイントですね。
ちなみに、私が販売しているオーガニック蜜蝋ラップも、何度でも使えるサステナブルなアイテムのひとつ。使い捨てのラップを減らすことができ、食材を優しく包んでくれるので、プラスチックフリーな生活を目指す方にぴったりです。
2. 生分解性プラスチックの課題
最近よく耳にする「生分解性プラスチック」。PLA(ポリ乳酸)など、自然に分解されると言われている素材ですが、実は特定の環境でしか分解されないことが多いのです。日本の一般的なゴミ処理施設では完全に分解されるわけではなく、適切に処理しないと結局普通のプラスチックと同じように残ってしまうことも。
だからこそ、「分解される素材を選ぶ」だけでなく、最初から使い捨てを減らすことが大切なんですよね。たとえば、ラップの代わりに繰り返し使える蜜蝋ラップを取り入れるのも、一つの方法です。
3. 詰め替えステーションの広がり
最近、欧米では「シャンプーや洗剤の詰め替えステーション」が増えてきています。日本でもオーガニック系のショップや一部のスーパーで、自分の容器を持参して詰め替えできるサービスを提供するお店が登場してきました。
特に環境意識の高い人たちの間では「ゼロウェイスト」の考え方が広がりつつあり、プラスチックのボトルを買わずにリユースする動きが加速しています。私も、普段使う洗剤やシャンプーは詰め替え可能なものを選ぶようにしています。
そして、ラップも同じ。「使い捨てない選択」を増やしていくことで、無駄を減らし、環境にも優しい暮らしができるんですよね。蜜蝋ラップは、洗って繰り返し使えるので、ちょっとした習慣の変化が大きな一歩になります。
4. 日本企業のリユース容器導入
最近、日本の大手企業もプラスチック削減に積極的に取り組んでいます。例えば、スターバックスではリユーザブルカップの導入が進み、一部店舗ではマイカップ持参での割引制度も強化されています。また、セブンイレブンなどのコンビニでも、回収型のコーヒーカップを試験導入する動きが出てきました。
こうした流れが広がれば、「便利さ」を保ちつつも、環境に優しい選択肢が当たり前になっていくかもしれませんね。私たちも、普段の買い物や飲食で「使い捨てを減らす工夫」を意識してみるのが大切です。
5. マイクロプラスチック問題の深刻化
最後に、見過ごせないのがマイクロプラスチックの問題。私たちが普段使っているプラスチック製品が細かく砕け、海や土壌に蓄積されることで、生態系や人体に悪影響を与える可能性があると言われています。
特に、化粧品や洗剤に含まれる「マイクロビーズ」の規制が進んでいますが、まだまだすべてが解決されたわけではありません。だからこそ、私たち一人ひとりが、なるべくプラスチックを使わない選択をすることが大切。
たとえば、蜜蝋ラップを取り入れることで、毎日少しずつでもプラスチックの使用量を減らすことができるんです。最初は小さな一歩かもしれませんが、積み重ねが未来を変えていくはず。
未来のためにできること
プラスチックフリーな暮らしは、「絶対にプラスチックを使わない」という極端な考え方ではなく、できる範囲で少しずつ取り組むことが大切です。エコバッグを持ち歩く、詰め替えを活用する、そしてラップの代わりに蜜蝋ラップを使う…。こうした小さな選択が、未来の地球を守ることにつながります。
私が製作している「e-eco and organic」のオーガニック蜜蝋ラップは、ナチュラルな素材で作られ、食材を優しく包み込みます。使い捨てのラップを減らしながら、おしゃれでサステナブルな暮らしを始めてみませんか?
プラスチックフリーなライフスタイルを、一緒に楽しみながら続けていきましょう!
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