「ローカルに暮らす」という言葉を聞いて、どんなイメージが浮かびますか?
田舎の風景、自然に囲まれたスローライフ…そうした連想をする方も多いかもしれません。けれど、私がここで語りたいのは、「ローカル=地理的な場所」のことではありません。
それは、「どこにいても、自分の手が届く範囲に責任を持つ暮らし方」のことです。
都市に住んでいても、地元の商店街で買い物をしたり、地域の農家さんから野菜を買ったり、小さな生産者を応援したりすることはできる。
逆に、田舎に住んでいても、何も意識せずに大量生産・大量輸送の商品を買い続けていれば、ローカルとは遠い暮らしになります。
ローカルというのは、「小さな経済を循環させること」。
環境のためにできることのひとつが、自分の暮らしの中に、「顔の見える関係」や「距離の近い選択肢」を取り入れていくことだと私は考えています。

グローバル経済の中で見えなくなっているもの
たとえば、安く売られている食品や雑貨の多くは、遠い国からやってきています。便利さの裏で、どれほどのエネルギーが使われ、どれだけの排気ガスが出され、どんな労働環境で作られているのか、私たちにはほとんど見えません。
だからこそ「自分の足元で作られたものを選ぶ」「信頼できる背景を持った商品を使う」という選択には、大きな意味があります。
それは自己満足ではなく、未来の環境や子どもたちのためにできる、現実的なアクションです。

私が「ローカルに暮らす」というテーマに惹かれる理由
私は、今の暮らしが「完璧にサステナブル」とは言えません。日々、矛盾や葛藤もあるし、環境によくないとわかっていても選ばざるを得ない場面もある。
けれど、それでも思うのです。小さな選択の積み重ねが、社会全体を動かしていくのだと。
たとえば、地域の作家さんの陶器を選ぶ、地元の有機野菜を買う、再利用できる容器を使う――それらはすべて、「ローカルに暮らす」選択です。
お友達の「どうせ買うなら、意味のある買い物として推してる感じでいきたいよね」の言葉にすごく納得したことも。
そこには経済の流れを変える力があります。大資本に流れるお金を、小さな循環に戻していく力です。

ローカルな暮らしは、「身の丈」の経済を取り戻すこと
私たちは今、「世界とつながりすぎた社会」の中で生きています。
すべてがスピーディーで、便利で、合理的。でもその裏で、大きな代償を払っているのも事実です。
「ローカルに暮らす」ことは、時に面倒だったり、不便だったりします。でも、そこには感情も、物語も、関係もある。
私はそんな暮らしに、未来の希望を見ています。
これしかできないではなく選択する権利があること。大切なことだと思います。

あなたにとっての「ローカル」は、どこですか?
ローカルは、地図に載っている場所ではありません。
あなたが今日、誰から何を買い、誰とつながるか――その選択の中にあります。
都会にいても、ローカルに暮らすことはできる。
ネットショッピングの中でも、「顔が見える誰か」を選ぶことはできる。
ローカルに暮らすとは、「自分ごと」としてこの世界をとらえること。
そんな視点を、私はこれからも大切にしていきたいと思っています。

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日常にほんの少し「エコな工夫」を取り入れることで、私たちの暮らしも、地球も、ちょっとずつ心地よく変わっていくはずです。

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