「ナフサ価格が高騰」ってニュース、見てもピンと来ないですよね。
「工場の話でしょ?」「塗料の話?」などなど
でもこれ、昨日買ったお菓子が小さくなった理由だったり、来月あなたが払う医療費や送料が上がる予兆だったrするかも。
ナフサは、原油から取り出される“プラスチックの素”。
野菜の袋も、ペットボトルも、病院の点滴バッグも、Amazonの緩衝材も、全部ここから始まってる。
つまりナフサ不足=「包む」「守る」「運ぶ」コストが全部上がるということ。
もう他人事じゃないんです。

家計を直撃する「静かな値上げ」3つの現場
① スーパー:中身じゃなく“包装”が値上げの犯人
お菓子が小さくなった、冷凍食品が値上がりした。
「原材料高騰」と言われますが、実は「トレー・袋・ラップ」の包装資材コストが急上昇しています。ナフサ高騰が直撃してる部分です。ポテチの袋がモノクロにもその影響大。
② ネット通販:「送料無料」が消えていく理由
段ボールを開けると、プチプチ、ビニール袋、テープの山。
クリック1つで届く便利さの裏で、大量の石油が使われています。資材費と燃料費が上がれば、送料は必ず価格に乗ってきます。
③ 日用品:詰め替え用も石油製です
洗剤のボトル、シャンプーの詰め替えパック、薬のシート。
「エコな詰め替え」も、元はナフサ。じわじわ家計を圧迫してきます。
値段だけじゃない。医療・農業・服まで揺らぐ「石油依存」
私たちの暮らしの土台も、ナフサに支えられています。
- 医療現場:注射器、点滴バッグ、手袋、マスク。衛生を守るために、プラスチックは欠かせません。ナフサ高騰は医療コスト増に直結します。
- 農業:ビニールハウス、畑のマルチシート、肥料袋。資材が上がれば、明日の野菜・お米の値段が上がります。
- ファッション:クローゼットの7割はポリエステル=石油です。「安くて可愛い服」は、石油が安く大量輸送できた時代の産物でした。
便利さの裏で、私たちは石油が安くて当たり前”という前提の上で暮らしていたんです。

「我慢するエコ」から「あると安心」へ。私が蜜蝋ラップを作る理由
私は、天然素材の「蜜蝋ラップ」を作っています。
正直に言うと、便利さだけなら使い捨てラップに勝てません。価格も、手間も、比べるだけ野暮です。
でも最近、お客様からこんな言葉をいただくようになりました。
「もしスーパーからラップが消えても、これがあると思うと安心するんです」
この言葉が、ずっと胸に残っています。
エコって、“不便を我慢すること”じゃないんだと思うんです。
先が見えない時代に「私には選べるものがある」と思えること。
繰り返し使える。
捨てなくていい。
お気に入りを育てていける。
それが今、節約や環境を超えて、暮らしの“お守り”になり始めています。
全部やめるんじゃない。「依存しすぎない」だけでいい
私はプラスチックが悪だとは思いません。
命も、衛生も、物流も守ってくれた、私たちの暮らしのヒーローです。
ただ、便利さに100%頼りきる社会は、思ったより脆い。
ナフサ不足というニュースは、それを静かに教えてくれています。
だから「脱プラ!」と極端にならなくていい。
暮らしの中に“予備の選択肢”を1つだけ増やしてみる。
- 野菜は蜜蝋ラップで包んでみる
- 壊れたら、直せないか一度考えてみる
- 10年使えるものを、1つだけ選んでみる
昔の日本では当たり前だったことが、変化の激しい今を賢く生きるスキルになります。
便利さに全部預けない。
その小さな選択が、不安定な時代を“自分の足で歩く強さ”になるはずです。
あなたのキッチンにも、1枚の安心を置いてみませんか?

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